🔷譲渡しました⑤🔷高松市保健所に保護されていた 鶴屋町の子犬

少し前になりますが、高松市保健所に保護されていた 鶴屋町の子犬、譲渡しました。

この子の推定年齢は2ヶ月くらい。高松市の譲渡対象の子犬と一緒にいても違和感ないくらいの大きさでした。人馴れした毛並みも良い子で、どう見ても野良ワンコではなく、迷子として収容されました。

メンバーさんに連絡しチラシを作って配っていたところ、メンバーさんの一人が「この子、私が譲渡した子です」と連絡が。どうやら保護されたマンションの管理者さんから「子犬がいる」と相談され保護→そのマンションに住んでる知人が「飼いたい」と言ってくださり譲渡→なんらかの理由で飼えなくなり保健所に「子犬がいる」と通報→保健所が保護となったらしい。気づいてすぐ譲渡した知人に連絡を取り発覚、もうその方には返せない為、保護主であるメンバーさんが引き取る事になりました。

このメンバーさんは個人ボランティアさんで、奥の池交差点付近で保護された下半身不随かもと言われた子の里親様でもあり、とても信頼できる方です。ただ、一度譲渡している為飼い主としては引き取れず、私からの譲渡という形になりました。

遺棄された為か、保健所に収容された事が原因か、はっきりしたことは言えないのですが、とてもビビりになってしまっていました。

今は保護主さん宅で猫や先住ワンコたちとリセット生活を始めています。また時期がきたら里親募集をする予定です。

飼い主様にもいろいろ事情はあったと思いますが、【保健所に連絡する=殺処分】という意識はなかったのでしょうか?一度は一緒に暮らし始めた子を遺棄、人に飼われていた子犬は自分でエサを取る事は厳しいと思わなかったのでしょうか?

動物を飼うという事は、その子の命を預かるという事。5年、10年先を考えてください。その子のお世話ができますか?

「可愛いから」「寂しいから」「可哀想だから」という安易な気持ちで動物を飼う方がいなくなれば、迷子も野良犬も減り、香川の殺処分率も減るはず。

また里親希望者様とお話が進んでいる中、いきなり連絡が途絶えてしまう方もいます。その間その子は募集を停止しています。また一から里親募集のやり直し。その間のやり取りも時間の無駄になってしまいます。

こうした事から、里親希望者様にいろいろな質問や条件を付けてしまう事、ご理解いただけるでしょうか?

どうかボランティアさん達の思いが届きますように・・・。


香川県の動物愛護ボランティア ポスティング部

香川県内で迷子のワンちゃん飼い主さん探し、動物と一緒に暮らすための啓発活動、保護犬の譲渡の活動をしています。