譲渡しました*香川県中讃保健所子犬

香川県中讃保健所に収容されていた月齢3.5~4ヶ月くらいの大きめの子犬、引き出して譲渡しました。

収容された当初から普通の野良子犬とは様子が違っていたため、職員さんが譲渡対象にしてくれました。

迷子犬を見に行った際に偶然見つけたのですが、初めて会ったにもかかわらず、尻尾フリフリ甘えてきました。

1.5~2ヶ月の馴れていない子犬より飼いやすいと思いますが、なぜか子犬はより小さい月齢の子が人気で・・・。

人懐っこくても3~4ヶ月になると途端に希望者が減ってしまいます。

この子は保健所は譲渡対象にしてセンターに上げてほしくても、センターは出にくいから連れて帰りたくはないような状況でした。

収容動物の公示からは消えているし、センターの情報にも載らないなら、この子の存在はどこにも出ません。

「センターに空きができたら・・・」と言っていたようですが、小さくてもらわれやすい子犬でさえ処分になってしまう現状では、この子はいつになってもセンターに行けない可能性が高いため引き出すことにしました。

2年ほど前に猫を譲渡した里親様から、【母が犬を飼いたい】と相談されていたため写真を送ってみたところ、10分も経たずに「是非うちの子に」とのお返事が。

譲渡まで少し時間があったためワンコに会いにきてくださり、「可愛い!」の大連発で、首輪やケージ等も早々に準備してくださいました。

名前も【茶々丸】になり、うちでも名前に反応してくれるようになりました。

譲渡の日は家族皆さんでお出迎え。

保健所で野良として収容され、なかなかセンターには上がれなかった子でしたが、こんなに大歓迎してくれる優しい家族ができました。

茶々丸、もう寂しくないね。

この笑顔がずっとずっと続きますように。


香川県の動物愛護ボランティア ポスティング部

香川県内で迷子のワンちゃん飼い主さん探し、動物と一緒に暮らすための啓発活動、保護犬の譲渡の活動をしています。