🔷お知らせ🔷

高松市保健所 高松市香川町大野 で保護された柴犬風のワンコ、春日町動物指導管理所に収容されていたのですが、昨日の朝血便が。

パルボ検査をしたところ陽性反応が出てしまい、他の動物への感染を防ぐ為に安楽死になりました。

<パルボウイルス感染症>https://www.irisplaza.co.jp/media/A13932461238

致死率や感染率の高い病気で、他の保健所に出入りしたり、保護犬(ミルクボランティアでもある為、ワクチン接種前の子も預かる)をたくさん抱える私が、引き出しや保護等に携わることはとても危険で・・・。

保健所出入りの制限や譲渡会参加の見合わせ等、今後の活動の事を考えるとかなり躊躇してしまいました。

が、里親希望者いただけに諦めきれず、何とか引き出す方法はないかとメンバーさんや他のボランティア団体の代表の方に相談し、覚悟を決め引き出す事を電話しようとした矢先に保健所から電話がかかり、安楽死させた事を伝えられました。

もっと早く決断していたらと思うととても悔やまれます。力及ばず、残念な結果になり申し訳ありません。

ただし、今回保健所が安楽死を選択したのは適切な判断だと思います。

春日町の動物指導管理所は、高松市保健所・東讃保健所・小豆保健所の犬猫を収容しているところ。迷子だけではなく、譲渡対象の子犬子猫や野良ワンコもいます。

ワクチンを打っていない犬猫や体力のない子犬猫や老犬猫は感染する確率も高く、それを防ぐ為には早急な処置が必要でした。(注:猫には犬パルボはうつりません。猫パルボも犬にはうつりません。)

感染だけで発症していないならまだ手立てがあったかもしれませんが、発症してしまうと効果のある薬剤はないと言われています。

パルボはかなり致死率の高い病気ではありますが、ワクチン接種が有効で、子犬猫期から適切な時期・回数の接種することで防ぐことが出来ます。

ウイルスは目に見えません。気を付けていたとしても、人の手から感染することもあります。

大切な家族です、飼い主様がしっかり予防してあげてください。

また同じ施設に収容されていた鶴市わんこは、今のところ症状はありませんが、念のため潜伏期間が過ぎるまでは里親募集中止になりました。

時期が来たら再開しますので、しばらくお待ちください。(お問い合わせはいつでも可能です。)

柴風ワンコを応援してくださっていた皆様に残念なお知らせになり申し訳ありませんでした。


香川県の動物愛護ボランティア ポスティング部

香川県内で迷子のワンちゃん飼い主さん探し、動物と一緒に暮らすための啓発活動、保護犬の譲渡の活動をしています。