飼い主引き取りのキジ白ちゃん
西讃保健所 飼い主引き取りのキジ白ちゃん、白血病陽性でしたが里親様が見つかり譲渡しました。
お家の中で飼われていた子と、お外で飼われていたこの子の二匹が持ち込まれ、どちらも譲渡不可判定の為、ボランティアが引き出しました。
そのうちの一匹がこの【椿】ちゃん。
保健所でトイレの猫砂の上でずっと座っていた為、お腹の内側の毛が茶色く変色してしました。
皮膚も爛れて赤くなっていましたが、シャンプーや薬で治療しました。
グラグラだった歯を抜歯したからか食欲も出て、うちでいる間にガリガリだった体もややふっくらしてきました。
体調も良く血液検査の結果も良いという事で、獣医さん、里親様と相談し、このタイミングで譲渡することになりました。
里親様は白血病について、先住ワンコのかかりつけの獣医さんに相談してくださっていたので、譲渡時の説明もスムーズで、しっかりお話をする事が出来ました。
早くから名前を付け、会えるのを楽しみにしていてくれた里親様。
「可愛い」の大連発がとても嬉しくて涙が出そうになりました。
子供さんも優しく優しくなでてくれて、すぐに仲良くなりました。
うちでは隔離された空間での寂しい生活でしたが、里親様のところでは広々自由にしてくださっています。
里親様の心遣いには感謝しかありません。
『治らない病気・短命』というリスクも全て受け止めてくれた里親様。
最初は戸惑っていた旦那様の抱っこが一番落ち着くようで、帰宅してからは毎晩ラブラブな時間を過ごしているそうです。
最高の本当の家族に繋がる事が出来た椿。
どうか穏やかな優しい時間がずっと続きますように。
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