🔶🔶譲渡しました④🔶🔶
ご報告が遅くなり申し訳ありません。
中讃保健所に収容されていた、飼い主様(身内)引取りワンコ、正式譲渡になりました。
保健所収容された当初は喜怒哀楽を出すこともなく無表情だった為、野良ワンコと勘違いしたくらいでした。が、時間が経つにつれ保健所にも慣れてきたのか本来の明るく元気に。それでも時折見せる寂しそうな表情が、とても悲しそうでした。全く知らないところに置き去りにされたんです、当たり前ですよね。
時間を見つけては保健所に出向き、この子と過ごしているとどんどん雰囲気が変わってきました。職員さんからも許可を得て、里親募集することに。
優しい犬好きなご夫婦にご縁が繋がり、今はすっかり家族に溶け込み、とても幸せに過ごしています。
飼い主様にもいろいろ事情はあったと思いますが、そこそこのお歳の方だったよう。この子はまだ若く、ご自身の年齢や状況を考えて飼ったとは思えません。
特に最近「飼えなくなった」と高齢の方やその親族の方が、犬猫を持ち込む事が増えています。その中で、持ち込む前に必死で新しい飼い主様を探した人はどれだけいるのでしょうか。
数ヶ月前には1歳半くらいの犬を、80代の飼い主様が保健所に持ち込みました。飼う方も何も考えてなければ、譲渡する方にも問題があると思います。その年齢の方に子犬を譲渡して最期まで飼いきれるかどうか、考えなかったんでしょうか?
私達が保護した子達は、譲渡する際に年齢制限や家族構成、飼育環境等を確認させてもらっています。こういう事を未然に防ぐ為には必ず必要な事。しかし理解の無い里親様もたまにいて苦情を言われる事も。
私たちにとって保護っ子であろうが我が子同然で育てた子です。この子達が幸せになれるかどうかは私達にかかっているんです。簡単に誰にでも譲渡はできません。
「譲渡条件が厳しい」「譲渡会に来たのに譲渡してもらえなかった」と言われても、ここだけは譲る事はできません。
応募したから必ず譲ってもらえると思われている方がたくさんいるようなので、あえて厳しく書かせていただきました。
気分を害された方もいらっしゃるかもしれませんが、ご理解いただけるとありがたいです。
宜しくお願い致します。
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